2009年11月09日

沖縄が揺れている

  沖縄の基地問題で民主党がぶれている。情けない話である。選挙中は県外と言っていたのに、現実的問題だとして鳩山首相が決定するとして結論は出ずじまいである。そんなことはじめから判りきっていた話だ。
  今まで日本はどれだけ米軍に思いやり予算として法外な金額を払ってきたことか。沖縄県民も基地がなくなったら生活が成り立たないと基地撤廃には賛否両論だ。基地でどれだけの人が潤っているかは知らないが、いつまでもそんなことで良いのだろうかと思う。米軍に支払う思いやり予算の何分の一でも沖縄県民の産業に廻せば解決出来る問題だと思う。普天間基地などは住宅地のど真ん中にあり、もし事故でもあればとんでもないことになる。命あっての生活だ。
  鳩山内閣にアメリカからも高官が来日して揺さぶりをかけているが、鳩山さんもオバマさんにちゃんと沖縄から基地を一つでもいいから撤去して欲しいと言えばいい、そのくらいの度胸が欲しいものである。今の日本で日米安保破棄は賛同は得られないが、(私は安保破棄)県外の人は一つくらいは無くしても問題はないと思っているだろう。沖縄も観光資源や独自の産業も沢山ある。基地に頼らないで独自性を持った自立した県を築いて欲しいものである。
  美しい沖縄が孫子の世代まで残して欲しいし、ゆくゆくは基地のない県にしなくてはいけない。沖縄ほど戦中戦後日本の犠牲になった県はないと思う。太平洋戦争では日本の最初で最後の上陸になり多くの犠牲を払ったし、戦後はアメリカの統治下に置かれ、日本ではなかった。やっと本土への返還が叶い本土との融合に苦しんだ。そしてそれ以後ずっと続く基地との付き合いである。どれだけ日本の犠牲になった県であろうか。いつになれば基地のない県になるのだろうか。その一歩になるチャンスである。鳩山さんはオバマさんにそのことが言えるであろうか、ダメだろうな?
posted by ぐんぐん at 08:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

凄い精神力

  伊豆諸島沖で漁船が転覆した事故で3人が無事生還した。報道によると正に奇跡の生還だった。太平洋のまっただ中で転覆し、しかも船底に取り残されたのが幸いなんて、本当に奇跡しか言いようがない。
  その中の1人が我慢できなくなり船外に出ようとして止められた話もあった。その方は船乗りの経験が浅いのでそう考えたと言っていたが、誰でもそう考えるであろう。ほとんど光が差し込まない転覆した中で、空気もいつまで持つか判らない中でのその判断は当然だと思う。しかし他の2人はじっと救援を待ったほうが良いと説得したというのだ。凄い判断だと思う。結局その判断が正しく、救援隊が転覆した船を見つけて生還できた。
  私も若いときに船に乗っていたときがあった。沖縄沖を航行していたときに遭難信号を受けて遭難現場に居合わせた事があった。もう大騒ぎで海上保安船は来るし、飛行機は飛ぶし、一晩中捜索が続いた。そして遭難現場をぐるりと近くにいた船が囲み、遭難者を救助補助をする光景を見ることができた。それは例えようのない情景だった。私たちの船は2000トン弱の小さい船なので、船を止めることは出来ず、その遭難現場を航行して遭難者を捜した。大きな船は船を止めて救助するのである。深夜にも及んだので私は寝てしまったが、すぐ近くには死の恐怖と闘っている人がいることに少なからず衝撃を受けたものだった。
  今度の事故でそのことを思い出したが、実際そんな事故に遭って、人間はどう対処するのかを考えさせられた。船を出ても船から離れたら生存の可能性はない。また海中に浸かっていても体力は持たない。その判断から彼らは救援をずっと待つことを選択したのだろうが、それは凄い判断と精神力だと思う。果たして私ならどうするかと思ったものだ。せっかちな私は出たような気がする。出るも地獄、待つも地獄なら私なら出るであろう。それなら生還は無かった。家族との再会を果たした船員は正に運が良かったのだろうが、運ではかたづけられない判断がそこにはあったということだ。たいしたものである。
posted by ぐんぐん at 15:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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