2009年10月28日

何のための判決か!

  沖縄市の泡瀬干潟の埋め立て事業で公金差し止め判決で、市は上告しないとしているが、第一期工事は事業を推進するという。どうやら人口島を作って対応するようだ。前原大臣は1期、2期とも中止を表明しているが、沖縄市は無視して工事を進めるらしい。国際的にもこの工事自体がラムサール条約に違反するのではないかと思うのだが、日本という国はよほど開発がお好きらしい。
  私が幼い頃はあちこちに干潟があった。生まれ育った安芸津の海は潮が引いたらアマモがかなり沖まで続き、大概の生物はそこにいたものだ。タツノオトシゴを捕まえたり、ワタリガニやシャコも沢山捕れた。中にはカブトガニも生息していた。カブトガニなどは何故か知らないが、海岸端につるされていた。今思えば天然記念物をよくそんなことを出来ていたもんだと思う。それほど故郷の海は豊かであった。
  でもそんな条約があるに関わらず、沖縄では埋め立てを推進する。観光ホテルなど誘致する予定らしいが、今時自然を壊して何が観光だと思う。そんなことをしていると潮の流れが変わり、残そうとしている残った干潟までダメになってしまう。長崎の諫早湾の埋め立てでも、周りの環境も大きく変化して甚大な漁業被害が報告されている。ここでもそうならないとは限らない。裁判をどう判断いるのだろうか。公金を差し止められたと言うことは事業自体をことに通ずる。修正を加えるのではなく、元の自然に帰すことが求められているのだろう。
  私の長女夫妻は沖縄の離島で暮らしているが、その沖縄から来られた人が「ここは美しい」とみんな驚いている。確かに沖縄は開発が進み大きく変貌している。国から降りるお金が沖縄を変えている。もっと違う形でお金を使われないかと思う。これ以上自然を壊さないで欲しいものだ。
 ちなみに我が故郷の海は埋め立てられ、牡蠣打ち場が出来、護岸がコンクリートで固められ干潟は消滅した。

posted by ぐんぐん at 07:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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